名前しか聞いたことのなかった、戌の日の安産祈願
妊娠五ヶ月目の最初の戌の日に行くと言われている「安産祈願」。
とは言っても、もちろん、妊婦さんの体調によってですし、必ずしもこの日に行かないといけないわけではないですよ!
「私厄除もしてないし…」なんて思っていたけれど、Jさんと付き合ってから、日本の文化を大事にしたい、そしてJさんにも伝えたいという気持ちが強くなっていて、今回もこの安産祈願に行くことに決めました。
こういう日本の行事や慣習があるといつも、私は何にも知らなかったんだなと恥ずかしくなることがよくあります。
「でもこうやってひとつずつ学んでいけばいいよね」と言い聞かせています。笑
大宮八幡宮(東京都・杉並区)
東京では、安産祈願といえば『水天宮』が有名です。
私も元々ここに行こうと思っていたのですが、予定していた日が休日だったこともあり、ものすごい人の数になるのでは、ということで『大宮八幡宮』に行くことにしました。
この安産祈願、本来腹帯に祈願をしてもらい、それをお腹につけることで、安産を願うものとのこと。
ただ、私はまだ自分の腹帯を用意していないということもあって、現地で買える(または頂ける)ところを探していて、こちらでは初穂料(8000円〜だそうです)にお守りや腹帯なども入っていて、頂けるとのことでした!
神社やお寺によっては自分で用意したものを持参しても大丈夫なところもありますので、事前にチェックしてみてくださいね。
ここで豆知識、のし袋について
京王線の永福町駅を降りて10~15分ほど歩いたところに大宮八幡宮はあります。
まず、行く前の公園で初穂料を入れる祝儀袋を書き書き。
直接お金を渡すのでも良いのですが、ここまでするならちゃんとやってJさんにも見て欲しいという思いがあり、書きました。
ここで、私が知らなかったのし袋についてのお話。
こんな感じで日本の文化(もはや常識か、、、泣)も少しご紹介していけたら良いと思います!
だって私が知らないことばっかりだったので。。。
まず、安産祈願の場合は水引が花結び(蝶々結び)になっているものがいいそうです。
色に関しては紅白のものや金・銀どれでも大丈夫なようです。
ただ、料金が1万円以下の場合は、水引が印刷されているものを使うのが良さそうです。
また、神社なのかお寺なのかによっても変わります。
神社の場合は『(御)初穂料』、お寺の場合は『御祈祷(御祈願)料』となります。
色々面倒くさいですが、私はこういう日本の文化、結構好きだったりします。笑
そして、のし袋に金額の数字の漢字を書く際、何で『壱萬』とか『参萬』とか書くか知ってます?
私は知りませんでした。笑
これは書き足しができないようにするためなんだそうです。
今回の件だけでも、色々勉強になりました!笑
こういうことがちゃんと出来る人ってやっぱり素敵だなと思いました。
いざ、大宮八幡宮へ到着、そして受付
都心ではありますが、緑が茂っていて、何とも気持ちの良い場所でした。
ちなみに、Jさんは喫煙者なのですが、ちゃんと喫煙できるところもあります。
子供が生まれると同時に辞めるようですが、果たして、辞められるのか。。
話が逸れてしまいましたが、まずは受付で安産祈願の申込書を記入してお金を払います。
場所によって様々ですが、大宮八幡宮は電話などでの事前受付は必要ありませんでした。
申込用紙に自身の年齢を書く欄があり、ネットで見たら、『祈願してもらう際に言われる』と書いてあったので、ちょっと勘弁して欲しいと思っていましたが、実際は年齢を言われることはありませんでした。笑
受付を終えて、待合室で待っていると、他にも何組かの妊婦さんやそのお相手たちが!
大体同じような時期に来るはずなので、みなさんのお腹をさりげなくチェック。
しかし、私以外、みなさんお腹が目立たないような洋服だったので、全然分かりませんでした。
ちなみに私は、結構体のラインが見えるようなワンピースを着ていました。
安産祈願をしてもらって・・・
安産祈願自体は、こんな表現をして良いものなのか分かりませんが、見てても、エンターテインメントな感じでとても良かったです。
舞のようなものを踊っていたり、太鼓の音が心地良かったり。
Jさんもきっと楽しんでいたはず!
そして何だかそこにはそれぞれのカップルの幸せが溢れている感じがしました。
とっても素敵な空間というか。
日本人のカップルももちろんですが、国際カップルには私は特にお勧めしたいなと思いました。
素敵な日本の文化を知ってもらえるんじゃないかなと思います。
最後に、頂いたものたち紹介
せっかくなので、こちらでいただいたものをご紹介!
先ほどの写真の絵馬をはじめ、お水、御神酒、お守りにマタニティマーク、お箸、そして息長帯と木札、お菓子まで頂きました!
特にお守りチックなマタニティマークは他と被らなくてお気に入りになりました。
こんなに沢山いただいちゃっていいのか!?というほどのボリューム!
今回、安産祈願に行けてよかった。
Jさんも日本の文化を楽しんでくれたかな?
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